人間と同じで、猫の性格もホントに色々。
12日に16歳の菜々というおばあちゃん猫が
亡くなりました。
この子は超臆病ネコさんでしたー❗️。
私が繁殖した子ですが、目が開いた頃から触られるのを
嫌がり、2ヶ月くらいに成長するにつれ、逃げ回って触らせません💦。
一緒に生まれた子猫たちは人懐っこくて問題ないのに、
この子だけ超がつく臆病ネコです。
ロシアンブルーはもともと神経質で臆病なところはあるのですが、
性格を改良し続けて、最近では極端に臆病な子はあまり生まれません。
が、10年くらい前はまだこういう子も生まれてました。
新しいお宅も決まっていたのですが、
「これでは新しいご家族にも馴れないかも・・。」と
お断りして、我が家に残しました。
16年間、ずっとご飯をもらいトイレも綺麗にしてもらい
優しい声をかけ続けられても、決して触らせないのって、
考えられますか?😵
とにかく逃げ足が速いんです。
ほんの少しでも手を出すと、もうそこにはいません!!😖
これでは管理もできない・・と2歳くらいからケージに
入ってもらいましたが、3段ケージだったので
二段目に居るからと扉を開けると3段目に、3段目を開けると
2段目に、2段目を開けたら1段目に・・😥とケージの中を
逃げ回り、捕まりません。
それに、しつこく捕まえようとするとご飯も食べなくなるし🙀、
結局好きなように暮らしてもらうことになってしまいました。
暑い寒い、ひもじいなどの思いなどはさせませんでしたが
私との交わりは皆無。頑固さは野良ちゃん以上、
私のことはどういう風に思ってるんだろう?😔
とか度々思いました。
亡くなる3日前くらいまでは動けたですが、やっと撫でられる
ような動きになったので、少し撫でてみると
ヨロヨロでも逃げようとするんですよ。
これは触ると余計疲れさせるなー、と見守るだけに
してました。
さすがに動けなくなって、私もじーっと手を当てて
あげられるようになって、「菜々ちゃん、16年ぶりに
触らせてもらったよー‼️」と言いながら撫でました。
なんか、手を背中にじーっと置いてると、菜々ちゃんが
気持ち良さそうにしているような☺️気がしました。
亡くなる間際でも人の手の温かみを感じてくれたかも・・。
老衰だったので、最後はほとんど眠るように亡くなりました💧。
「今度生まれる時は甘えん坊に生まれようね」と
言いながら骨揚げしました。
同じ猫に生まれても、性格は千差万別。
菜々ちゃん自身は別に寂しいと思ってたわけではないかも
しれないですが、私は1匹でもそういう子がいるのは
寂しかったです☹️。
正反対の甘えん坊さん、マリ君💖。
お膝が大好き。
ちょっと私のお行儀が悪くてエヘヘですが・・😄
痺れが切れるので、どうしても動いちゃうと
「母ちゃん、何で動くの?」💢
「じーっとしててよね。せっかく気持ちいいのにー」
と怒られます。😉